麻生首相が、所信表明演説のなかでしきりに民主党を批判し、
一国の総理としての立場を逸脱した政争の演説となった。
麻生首相はまず民主党を批判する前に国のビジョンや国家戦略
を広い視点で発言すべきだと思う。民主党を批判するのは解散して
衆議院選挙のなかで展開してもらいたい。
小泉元総理は構造改革、郵政民営化、安倍総理は数々の法案
を成立させてきたが、ここのところ日本のリーダーは全く国家
ビジョンを示せていない。
あの小泉さんは改革、改革と叫びながら数々の規制緩和を行い、
旧制度をぶっ壊してきたが、壊すだけ壊してその後のケアなり
ビジョンが全く示せていない。
小沢さんもかつて壊し屋と言われたが、小泉さんもただの壊し屋
だった。
そこで、麻生総理はどんな国家ビジョンを示してくれるかと期待
していたが、民主党を挑発するばかり。
国会運営がうまくいかないのもすべて民主党の責任にするという
麻生首相の発言は全く理解できない。ねじれ現象になったのも
自民党の力不足であり、数々の不祥事のせいである。
自民党自身の政権担当能力を正当に自己評価しないで責任
を他党に転嫁させるような麻生首相の発言は少なくともこの
所信表明で言うべきものではない。
二度にわたって総理大臣が政権投げ出しをしても、自民党特に
麻生総理はこれまで何もなかったかのような堂々の振る舞い
で民主党を挑発している。これはどう考えてもおかしい。
国民は本当にこの麻生首相に政権をまかせてもいいのだろうか?
所信表明を聞いて疑問を抱かざるを得ない。はっきりいって大臣も
やめて麻生政権は出鼻からグラグラである。
民主党にもまだ頼りがない分、自民党に期待しているのだが、
この調子だとまさかが起きる可能性も否定できない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080929-00000045-yom-pol

